皆さん、こんにちは!
今日はなんと、僕がYouTubeでいつも見てる「Breaking Down」の選手たちが来てくれました。
ボク選手に、ハルト選手。
それと、僕の後輩で元プロボクサー 東洋チャンピオンまで行った川口裕さん(https://kawaguchi-yu.jp/)さんもお越しいただきました。

正直、僕はあのヤンキー系の熱い感じ、嫌いじゃないんです。元々自分も大阪の港区出身で気持ちが分かるところがありますし。
彼らのような「強さ」を追求する格闘家たちが、僕の提唱する武学(ぶがく)やPQS(フィジカル クエスト システム)の概念に触れたとき、どうなるのか?が僕自身も非常に楽しみにしていました。
それでは今回行ったワークの一部を紹介します。
感謝を「形」にする――「礼(れい)」がもたらすエネルギー
まず取り組んだのは、川口君(後輩なので君と呼びます)がテーマとして上げた「感謝」についてです。 感謝とは本来、湧き上がってくる「状態」であり、単なる言葉ではありません。 しかし、心の中で思っているだけでは、エネルギーとして相手に伝わりにくいのも事実です。
そこで、「愛を示すのが礼である」という教えに基づき、「礼(れい)」という所作の実験を行いました。
腕相撲での検証では、単に感謝を念じるよりも、相手に対して45度の例を丁寧に行う方が、明らかにエネルギーが強くなりますね。
「心は移ろいやすいものですが、形(型)は変わりません」。
たとえその瞬間に感謝の念が薄かったとしても、まずは所作を整える。そうすることで、後から本当の感謝の気持ちが降りてくるのです。
武学において形を重んじるのは、形こそがエネルギーを宿す器だからに他なりません。
「すべての情報は自分の体にある」――PQSの実践

次に、僕たち医術をする人が大切にしているPQS(フィジカル クエスト システム)の考え方をお伝えしました。
これは「答えは外にあるのではなく、自分の体の中にある」というマインドセットです。
具体例として、薬(ロキソニン)がその時の自分の体に合っているかをPQSでチェックしました。 体に問いかけると、「痛みの緩和には役立つが、病気の根本解決には至らない」といった情報や、今の自分に最適な分量は「半分で十分である」といった答えが、筋反射の変化として現れます。
お医者さんの診断も大切ですが、最終的な主軸は「自分の体」に置くべきです。この主体的姿勢こそが、自分自身の人生を生きるための第一歩となります。
武学(ぶがく)の真意と「正眼(せいがん)」の視点
武学(ぶがく)の「武」という字は、「戈(ほこ)を止める」と書きます。 つまり、武学とは戦うための技術ではなく、争いを止めるための技術なのです。
しかし、いざ対峙する場面では、身体のポテンシャルを最大限に引き出す必要があります。
格闘家の彼らに伝えたのは、「目の使い方」です。 相手の一部を凝視するのではなく、遠くの景色を眺めるような「正眼(せいがん)」で空間全体を捉える。
これだけで、脳の空間認知能力が開き、相手の動きに反応しやすくなります。実際にこの視点を保つだけで、腕相撲でも圧倒的な強さを発揮できるようになるのです。(これはぜひ体験しに来てください。)
依存から主体へ――「主体言語」による意識変革
格闘技において、あるいは日常の困難において、意識の持ち方はダメージの受け方に直結します。ここで用いるのが「主体言語」という概念です。
例えば、腹部を打撃される際、「殴られている」と思うのは「依存言語」であり、身体の防御膜が弱まってしまいます。 対して、「あえて殴らせている」と捉えるのが「主体言語(主体的な言語)」です。 自分の想定の範囲内として現象を捉えることで、ダメージを最小限に抑え、次の動作へスムーズに移ることができます。 「この場の支配者は自分である」という自覚が、結果を大きく変えるのです。
究極の力、志(こころざし)
最後に、最も重要な「志(こころざし)」について話をしました。個人の欲求に基づく「パワー」は、鍛えるのをやめれば衰えます。 しかし、「世のため人のため」という高い抽象度を持つ「志」から生まれるエネルギーは、「フォース(Force)」として無限の力を発揮します。
「全人類の幸せのためにこの腕相撲をする」といった高い志を立てると、筋肉の強さを超えた力が働きます。 実際、この意識を持つだけで、格闘技のプロであっても容易に動かせなくなるほどの強度が生まれるのです。 志が明確であれば、人生における迷いや無駄な怪我も減り、最短距離で目的へと向かうことができます。
まとめ
ということで、今回元プロボクサーにブレイキングダウンのボク選手に、ハルト選手が来ていただき、秘伝をお伝えさせていただきました。きっと強くなって試合に勝ってくれるのではないかと思います。
武学とはよりよく生きるためのあり方を磨きます。そして毉術はそのエネルギーを使って体をよくする方向に使う技です。今回のワークはほんの一部です。もっと深いことを知りたい方はぜひ体験しに来てください。


